毎年、この時期になったら甲子園を観ていてふと思うことがある。
『なぜ、涼しくなる夕方や夜にやらないの?』
特に今年は『災害級の暑さ』なんて騒がれているのに、なぜ昼に試合をするのか気になって仕方がないので、少し調べてみた。
災害級の暑さとか言われてんのになんで甲子園で普通に試合してるんだろうな()
— yu〜ki (@dorujiakiyama) August 17, 2020
甲子園の試合を夜にしない理由
甲子園で熱中症対策って言うけど屋根のある球場や夜にしないのはなんでだろう。
暑さの根比べより少しでも快適な環境で選手のポテンシャルを引き出せるほうがいいんじゃないの?— トーポ (@73XVehGzy2fFJF5) August 17, 2020
「涼しい時期、時間にやればいいのに」
そんな声も聞こえてきそうな甲子園中継(実際にそういう声はある)
調べてみると、なぜ甲子園が昼間に開催されているのかが判明。
様々なネット情報を調べた結果、
『甲子園はエンターテイメントだから。』
ということだった。
要は、見る側もプレーする側も楽しめるのが甲子園という場所らしい。
ここで世間の声を紹介しておこう。
そしたら面白くないじゃないですか…
高校野球は暑い暑いお日様がかんかんに照っている中で、球児達が、汗水たらして勝ち抜いていくというのが醍醐味です。
暑い中で激戦が繰り広げられ、劇的なサヨナラとかもあるんじゃないですか。
甲子園は『憧れ』の舞台。決勝だけ甲子園なんて、とんでもないですよ。
授業期間中の週末に次々試合を入れられると先生も生徒も休む日がありません。
おまけに日本シリーズの時期から冬にかけては
大学受験(秋は主にスポーツなどの推薦)のシーズンになりますから
3年生が試合に出られませんし,顧問の先生が3年生の担任をしている場合は
先生も受験にかかりきりで部活動は二の次になりかねません。
他の行事との整合性が取りにくい以上,暑かろうが寒かろうが
一気に日程を消化できる長期休暇の期間中に全国大会をするのがベターなんです。
汗と涙の甲子園を演出するには キツイ時期ほど有効。
楽な時(一番いい時期)やっても感動が 減る。
つらければつらいほど → 感動、劇的 アップ。
完投しての延長翌日再試合とか 米国なら訴訟でも起こされかねないバカな行為も賞賛の嵐で批判も無し。
甲子園の暑さ対策
甲子園には多くのファンや応援団が訪れます。
気になるのは、真夏の暑い時期に熱中症にならないのか、ということ。
しかし、甲子園も2018年に暑さ対策として、観客席にはエアコンを設置しているんです。
甲子園のベンチが新しくなりました!【変更点①】最前列に座席バーが設置されました!【変更点②】ラバーと床の高さが約10センチ低くなりました!【変更点③】階段の幅が広くなりました!【変更点④】空調機器を強化しました!以上4つの変更点に注目して、今シーズンも野球観戦をお楽しみください☺️ pic.twitter.com/VdHejNDp6d
— 【公式】阪神甲子園球場 (@enjoy_koshien) March 6, 2018
高校球児だけでなく、観客席にも気を配る甲子園運営はさすがですね。
甲子園は阪神と高校野球どっちが優先される?
日本プロ野球のシーズン中は、基本的に阪神タイガースが使用している甲子園。
しかし、高校野球が開催されている時期は、この球場を使用することはできません。
ここで、阪神タイガースと高校野球のどちらが甲子園を優先されるのか、という疑問ってありませんか?
私も、
『なんで阪神タイガースはプロ野球なのに高校野球が優先されているんだろう?』
って思ったことがあります。
じつは、甲子園自体が元々「高校野球を開催するため」に作られた球場なんです。
なので、高校野球の都合の方が、阪神タイガース(プロ野球)より優先されているんですね。
真夏の稼ぎ時に阪神が死のロードに追いやられるのはこれが理由です。