ワイルドスピードの第1作から主演を務めていたポール・ウォーカーは、2013年11月30日に40歳という若さでこの世を去ってしまいました。
ポール・ウォーカーの交通事故台風の被災地となったフィリピンのチャリティーイベントに出席した後、友人のロジャー・ロダスと帰る途中での出来事でした(運転していたのはロジャー・ロダス氏)。ロジャーはレーシングドライバーだったんですが、運転するポルシュカレラGTが時速160kmで走行中に街灯や街路樹に衝突しました。ふたりは即死だったとされています。
私自身も含め、ワイスピファンにとっては信じられないようなニュースでした。
映画『ワイルドスピード SKYMISSION』の撮影中だったこともあり、代役はポール・ウォーカーの実の弟が入りました。
今回はそんなポールの弟が撮影に入ったとされるシーンをまとめてみました。
ただし、弟が代役を務めたシーンは、CGで合成されているので弟さんとはわからないようになっています。
ワイルドスピードを見る前に確認しておくと、ポール自身とポール弟の比較をしてみてください。
Contents
ワイルドスピード SKYMISSION のあらすじ
ざっとあらすじを確認しておきましょう。
■仲間がデッカードに襲われる
最強の敵・オーウェンを倒しロサンゼルスに戻ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)とブライアン(ポール・ウォーカー)が穏やかな生活を送っていたある日。
彼らの仲間であるFBI捜査官・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が、オフィスに侵入した不審者から瀕死の重傷を負わされる。
犯人はオーウェンの兄・デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。
ドミニクの“家族”とも呼べる仲間たちへの復讐を決意したショウは、ドミニクの仲間・ハンを殺害。
ドミニクにも爆発物を送り付け、彼の自宅を爆破してしまう。■謎の男“ノーバディ”と“神の目(ゴッド・アイ)”
ショウを打ち倒すことを決意したドミニクの前に、極秘諜報機関の謎の男“ノーバディ”(カート・ラッセル)が現れ、取引を持ち掛けてくる。
中東のテロリスト・ジャカンディ(ジャイモン・フンスー)に拉致された天才ハッカー・ラムジー(ナタリー・エマニュエル)を奪還すれば、ラムジーが開発した“神の目(ゴッド・アイ)”を使わせてくれるというのだ。
“神の目(ゴッド・アイ)”とは、地球上のあらゆる場所をハッキングできる追跡装置。
これを使えば、神出鬼没な元英国諜報部隊員・ショウの居場所もつかめるはず…。■ジャカンディを“空”から襲撃
ドミニクはアゼルバイジャンの山岳地帯を移動中のジャカンディを、なんと“空”から襲撃することを決意し―!!
ポール弟が代役を務めた全出演シーン
ポール弟がポールウォカーの代役を務めた出演シーンは全部で7シーンだといわれています。
代役シーン① ミアとブライアンがガレージで話す場面

後ろ姿↓

代役シーン② バスが崖から落ちそうになって駆け戻る場面

今日はスカイミッション🚗
ブライアン😭 pic.twitter.com/H175KvHz18— レイジF9楽しみ😁 (@p30mUDEXLJLR9gM) April 25, 2020
代役シーン③ アブダビでブライアンが車内(神の目)を取ろうとしてドミニクがタワーをはしごする場面

このシーンはカメラの切り替えが早いので、たぶん肉眼ではわからないと思います。
代役シーン④ ショウのアジトから被弾したミスター・ノーバディを救出、砂漠を滑走する場面

この場面もほぼ一瞬なので、CGかどうかの判別は難しいです。
代役シーン⑤ ロサンゼルスの橋で作戦を皆で話し合う場面

このシーンのポール↓

ポールがカメラから一番遠いところにいるのも、CGであることをわかりにくくするためでしょう。
代役シーン⑥ ラストのアクションシーンでブライアンがトニー(「遅いよ」の奴)と戦ってトニーを投げる場面

代役シーン⑦ ドムと別れる最後の場面(「”さよなら”も言わずに行くのか?」のとこ)

亡きポール・ウォーカーへ捧ぐ歌『See you again』
全シリーズのポールの出演シーンを振り返る









最後はドムと別れたポールの車が映されます↓

きっとポールへのメッセージですね。
素敵な作品をありがとう、ポール。