デンマーク・アカデミー賞で『作品賞』と『観客賞』を受賞し、その後の映画祭でも数々の賞を総ナメにしてきた映画『罪と女王』は、2020年で最もホットな映画とされています。
今回はそんな『罪と女王』のキャストを紹介しつつ、青年グスタフの名前に隠された意味について解説します。
Contents
『罪と女王』のキャスト&監督まとめ!

トリーネ・ディアホルム(アンネ役)

トリーネ・ディアホルムについてはこちらで詳しく紹介しています!
グスタフ・リンド(グスタフ役)

映画内で『グスタフ』という青年(アンネの義理の息子)が出てきますが、実は「グスタフ」を演じる俳優の名前も「グスタフ・リンド」なんです。
同じ名前にした経緯は、グスタフという名前を用いることで、何かしらの意味を持たせた可能性があります。
学校を退学になったグスタフは、スウェーデンからデンマークに引っ越してきます。
つまり母国はスウェーデンなんですね。
そしてスウェーデン語で「グスタフ」は『神の助け』という意味です。
(゜ロ゜)ギョ.
つまり、デンマークという完全にアウェーな場所で、父親の再婚相手(アンネ)と暮らすことになるグスタフは、最後に衝撃的な結末を迎えることになります……。
ネタバレはこちら↓
「そんな彼に救済があってもいいんじゃないか?」
という気持ちの現れからかスウェーデン語の「グスタフ」をこの男の子の名前にしたのではないでしょうか。
作品の登場人物もそうですが、同じような体験をしたことがあるかもしれない世界の誰かに向けてのメッセージなんでしょうね。
素敵すぎます。
マグヌス・クレッペル(グスタフの父親役)

マグヌス・クレッペルは、『罪と女王』で主演を勤めたトリーネ・ディアホルムと『リンドグレーン』(2018年制作映画)で共演しています。
メイ・エル・トーキー(監督)

ネットの反応
#罪と女王
予告を見ると概要が分かるのでまっさらにて衝撃受けたい人には情報入れずに観ることお勧め。キャストは日本では知られてないけど向こうでは有名どころ、なので安定した演技。性描写が隠すとこなしで日本だと果たして完全に見せるのかどうか、悩ましいとこ。ある意味北欧映画ならではなり。— Grand B (@GrandB_MovieJay) April 16, 2020
こういうとき、傷つくのは子どもなんだとあらためて思った。だからこそ駄目なんだろうと。だってこれ、仮に子どもの方からきたとしても、大人が断るべき関係でしょ?まだ細い、彼の体が余計につらい。夫との関係がどうだろうと、性的欲求がどうだろうと、そんなこと関係ないんだよ。傷ついた子どもたちを散々見てきた、そして自分も何かあったのであろう主人公ならなおさら、それに抗ってほしかった。大人のずるさ、汚さが嫌になるほど描かれてて恐ろしかったけど、この関係があくまで大人のエゴとして描かれてたのはよかった。
デンマークの女性監督といえばスサンネ・ビアだけどメイ・エル・トーキーもデンマークを代表する監督になりえるかもしれない。
音数絞ったヨン・エクストランドのサウンドが秀逸。「カエルの肝臓が食われた」
「日本人だろ」
女王よりデンマーク人の偏見が一番怖ぇー。
まとめ
『罪と女王』のキャストを紹介しつつ、青年グスタフの名前に隠された意味について解説しました。
いかがでしたでしょうか。
日本ではあまり知られていない俳優、女優かもしれませが、デンマークでは有名な役者さんなんですよね。
特に今作で主演を勤めたトリーネ・ディアホルムさんは、国際的女優と称されるほど世界で注目されているデンマークの女優さんです。
2020年5月8日公開の映画『罪と女王』が楽しみですね!!
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